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現代宇宙論―時空と物質の共進化
本, 松原 隆彦
によって 松原 隆彦
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内容紹介 【ネットで話題の講義ノートがついに書籍化!】 著者HPで公開されていた講義ノート「宇宙論入門」。東大の学生・研究者をはじめ、多くの宇宙科学関係者の間で話題をよんだそのノートを、基礎から学びたい人たちに向けて全面改訂。他分野の読者・独習者にも最適な本格テキスト。【内容紹介】 科学技術の進展に伴い飛躍的に発展を続け、素粒子論や一般相対性理論、統計力学などさまざまな分野とも密接な関係をもつ現代の宇宙論。読者が最前線の研究分野へと進んでいくために必要な基礎的素養が身に付くよう、広い視点からていねいに解説する。 内容（「BOOK」データベースより） 著者HPで公開され、多くの学生・研究者の間で話題をよんだ講義ノートを、本格的に基礎から学びたい人たちに向けて全面改訂。他分野の読者や独習者にも最適なテキスト。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 松原/隆彦 1990年京都大学理学部卒業。1995年広島大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学基礎物理学研究所、東京大学大学院理学系研究科、ジョンズホプキンス大学物理天文学部などを経て、名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構准教授、博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファイル名 : 現代宇宙論-時空と物質の共進化.pdf
現代宇宙論―時空と物質の共進化を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
最近は、宇宙観測の技術の発展が著しく、その観測結果によって、現在の宇宙に関するより詳細な理解がなされるようになった。啓蒙書などでご存じのとおり、現在の宇宙年齢は137億光年（10%の精度で）、宇宙エネルギーの約4%は正体不明の、ダークマターとダークエネルギーで占められていることまでは明らかになっている。本書の目的は発展・進歩が著しい現代宇宙論を基礎から丁寧に解説することである。含まれる項目も幅広く、初期宇宙〜現在の宇宙の階層的大規模構造の解析手法まできちんと述べられている。各章は以下。第1・2章での導入から、第3章.膨張宇宙の力学、第4章.宇宙の熱史、第5章.初期宇宙とインフレーション、第6・7章.構造形成の基礎、第8章.非一様宇宙の観測量、第9章.宇宙の大規模構造と重力レンズ、第10章.宇宙マイクロ波背景放射の非等方性。以上。本書を読む上で、学生に必要な基礎知識は、一般相対性理論の初歩的知識であろう。したがって博士前期課程の院生はもちろん、場合によっては学部生にも可能であろう。本書に現れる数式は、その背後にある物理的状況が丁寧に記述されており、読者が自ら導出できるようになっている。本書を読むことにより、宇宙論の研究分野へスムーズに進めると思う。優れた教科書でしょう。
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