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スコアリングモデルの基礎知識 ~中小企業融資における見方・使い方~
本, 尾木 研三
によって 尾木 研三
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内容紹介 AI(人工知能)は融資審査に取って代わってしまうのか? かつての「スコアリング融資」が惨憺たる結果に終わった原因はどこにあったのか? そして、新時代を生きる金融パーソンに求められる知識とは? 本書は、文系出身の筆者が、「もっと知りたい」でも「とっつきにくい」このテーマを《文系でも分かる! 》をキーワードに執筆しました。 金融機関や金融ビジネスに携わる方々はもちろん、「FinTech」や「クレジットスコアリングモデル」の見方や考え方、そのベーシックを学びたいすべての人におくる、スコアリングモデルの新しい入門書です。 内容(「BOOK」データベースより) AI(人工知能)は融資審査に取って代わってしまうのか。かつてのスコアリング融資失敗は何が原因だったのか。そして、新時代のバンカーに必要な知識とは。『文系でも分かる』をキーワードに金融機関の第一線で活躍する著者がおくる、スコアリングモデルの新しい入門書。 著者について 尾木 研三(おぎ けんぞう) 株式会社日本政策金融公庫 国民生活事業本部 リスク管理部 リスク管理企画 グループリーダー (役職は執筆当時のものです) 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 尾木/研三 株式会社日本政策金融公庫国民生活事業本部リスク管理部リスク管理企画グループリーダー。1988年国民金融公庫(現・日本政策金融公庫)入庫。支店勤務を経て、94年総合研究所。9年間にわたり中小企業の経営問題や構造問題に関する調査研究に携わる。2003年総務部企画室、04年総合企画部。08年国民生活事業本部リスク管理部。法人企業、個人企業、創業企業、教育ローンのデフォルト確率や事業資金のデフォルト後の回収率を推定するスコアリングモデルの開発や信用リスク計測などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、スコアリングモデルの基礎知識 ~中小企業融資における見方・使い方~に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
AIが普及すれば融資審査の担当者の仕事がなくなると言われていますが、現実にはそう簡単にいかないでしょう。判断材料がランダムで多岐にわたる中小企業の融資審査では、スコアリングモデルを活用して、審査を簡易に行うものと丁寧に行うものに選別し、融資判断の微妙な点を人間が手間をかけて検討することで、デフォルト率が適正なレベルに抑えられるからです。まだまだ人間による目利きは必要です。本書はスコアリングモデルの効果的な活用方法について実践的な見地から書かれており、AIの限界とスコアリングモデルの可能性に気づかせてくれます。文系向けに嚙み砕いて書かれており、金融機関の若手職員にお薦めです。
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