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江戸・東京 間違いだらけの地名の由来 (祥伝社新書)

, 楠原佑介

によって 楠原佑介
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内容紹介 ■地名の由来は、なぜこんなにいいかげんなのか? 有楽町は織田信長の弟・有楽(うらく)斎(さい)が住んでいたから? 牛込は昔、牧場があったから? 早稲田は早く稲が稔(みの)ったから?・・全部、ウソ。まやかしです。 人口に膾炙(かいしゃ)した地名の由来は間違いだらけ。俗説が一人歩きしていていつのまにか通説になっているものが、 いかに多いことか。 半世紀にわたり考証を重ねてきた地名研究家は、東京の地名の由来になぜ問題が多いのか、徹底検証をしていきます。各地の地名を俎上(そじょう)に乗せ、ウソや俗説を正す過程で見えてきたものとは? 地名を通して、隠された歴史と真実を明るみに出す、知的エンターテインメント! 出版社からのコメント 地名の由来を知ることは、その土地についての理解が深まって楽しいことです。けれども、東京だけに限ってもいかに地名の由来がいいかげんで間違いが多いか。そのことを知ると愕然とします。 著者は都内94の地名の由来にについて徹底的に検証し、誤りを正し、正確な由来を探り当てていきます。 そういうことだったのか、と気づくと目からウロコが落ちる思いです。 東京の歴史と成り立ちを深く知るための、知的な一冊が本書です。 内容(「BOOK」データベースより) 有楽町は織田信長の弟・有楽斎が住んでいたから?牛込は昔、牧場があったから?早稲田は早く稲が稔ったから?…全部、ウソ。まやかしです。人口に膾炙した地名の由来は間違いだらけ。俗説が一人歩きしていていつのまにか通説になっているものが、いかに多いことか。半世紀にわたり考証を重ねてきた地名研究家は、東京の地名の由来になぜ問題が多いのか、徹底検証をしていきます。各地の地名を俎上に乗せ、ウソや俗説を正す過程で見えてきたものとは?地名を通して、隠された歴史と真実を明るみに出す、知的エンターテインメント! 著者について 1941年、岡山県生まれ。京都大学文学部史学科(地理学)卒業。 出版社勤務を経て、地名についての著述活動に入る。 「地名情報資料室・地名110番」を主宰し、正しい地名の復興に尽力。 『こんな地名はもういらない! 』『この駅名に問題あり』『こうして新地名は誕生した』 『この地名が危ない』などの著書がある。 共編著に『地名用語語源辞典』『市町村名変遷辞典』『消えた市町村名辞典』など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 楠原/佑介 1941年、岡山県生まれ。京都大学文学部史学科(地理学)卒業。出版社勤務を経て、地名についての著述活動に入る。「地名情報資料室・地名110番」を主宰し、正しい地名の復興に尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
江戸・東京 間違いだらけの地名の由来 (祥伝社新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
地名語源と言うものは、日本に限らず、世界の地名においても、困難なことは同様だ。例えば、ロンドンという地名の語源や由来についてもこの数十年の地名辞典においてもかなり動いている。一方、日本においてはもっと地名研究は低調で、多くの地名の解説書は、地理辞典(事典)、地誌辞典や俗説集、民間語源集だ。筆者はそのような社会の状況に、くさびを打ち込み、間違った言説に足して異を唱えようとする。筆者もあげている、「有楽町」の由来についても、織田有楽斎が江戸に来た記録さえないという歴史学者の研究を無視し、江戸期の地誌類の記述をもって、これに由来するという「俗説」を継承するものばかりだ。先日、林修というタレントが、テレビ番組で、織田有楽斎に由来すると、まことしやかに解説していた。どこかの本に出ていたのだろう。最近のテレビ番組はこの程度のものが多い。その辺の俗説を集めた本などを、種本にして番組やクイズを作る。資料(史料)批判などはやらない。書いてあるものはすべて正しいという姿勢だ。番組の「箔」付けのため、専門知識もろくにない、大学教授などを登場させる。語源研究などやったこともない学者に、しゃべらせても無理なのに。これは地名ではないが、神田駿河台の某病院の敷地に、大久保彦左衛門住居跡という立派な石碑が置かれおり、以前はこのあたりに「彦左そば」という立ち食いそば屋があった。歴史学者の研究によると、このあたりは彦左衛門がいた江戸初期においては宅地化されておらず、また駿河台をずっと南に下ったあたりに「大久保」という家があったことと混同しているという。真面目な研究は、民間に広がらず、俗説が定着する。そういった実情に対して、筆者のようなチャレンジをするのは、正しい方向だと思う。どんどんと新たな「説」を提示し、意見を戦わせるのが、根拠がろくにない俗説や、研究が進んでいなかった時代の庶民が考えた民間語源説を排していくためにも必要であり、地名研究が科学になるための避けられない過程であろう。

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