ワンロード
ワンロード | 現代アボリジニ・アートの世界
本, 窪田 幸子
によって 窪田 幸子
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ファイルサイズ : 27.78 MB
内容紹介1850キロの砂漠の一本道を、アボリジニ・アーティストたちは旅した。 失われた歴史と誇りを取り戻すために——。 オーストラリア西部の砂漠地帯を縦断する一本道(ワンロード)「キャニング牛追いルート」。 今から100年以上前、白人入植者が切り拓いたこの道で、先住民アボリジニは初めて白人と遭遇し、 その生活を激変させる。 「ワンロード 現代アボリジニ・アートの世界」展は、 これまで開拓者の視点からしか描かれてこなかった「歴史」を、 アボリジニ自らが、ふるさとの物語として新しく紡いで行く過程で生み出された、 絵画、写真、映像、オーラルヒストリーによって構成される、 アートと人類学を架橋するダイナミックなプロジェクトの記録です。 執筆者: 窪田 幸子(文化人類学者) ジョン・カーティ(人類学者) カーリー・ダヴェンポート(学芸員) 池澤 夏樹(作家) 石井 竜也(アーティスト) 石川 直樹(写真家) 上橋 菜穂子(作家、文化人類学者) 北川 フラム(アートディレクター) 主催: 国立民俗学博物館 香川県立ミュージアム 市原湖畔美術館 釧路市立美術館 共催: オーストラリア国立美術館 協賛: キャセイパシフィック航空会社 「ワンロード 現代アボリジニ・アートの世界」 開催概要 国立民俗学博物館 2016年6月9日-2016年7月19日 香川県立ミュージアム 2016年8月6日-2016年9月19日 市原湖畔美術館 2016年10月1日-2017年1月9日 釧路市立美術館 2017年4月7日-2017年5月7日 著者について文化人類学者、神戸大学大学院教授。1980年代より、オーストラリア・アーネムランドのアボリジニ、ヨルングの社会と女性についてフィールド調査を続け、アボリジニによる美術工芸品の生産と経済的効果の分析なども手がけている。主著に『アボリジニ社会のジェンダー人類学―先住民・女性・社会変化』(世界思想社、2005年)、共編著に『文化変容と女性―ジェンダーの文化人類学』(ナカニシヤ出版、1999年)、『多文化国家の先住民―オーストラリア・アボリジニの現在』(世界思想社、2002年)、『「先住民」とは誰か』(世界思想社、2009年)などがある。
ファイル名 : ワンロード-現代アボリジニ-アートの世界.pdf
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千葉県市原市の湖畔美術館で行われた、アボリジニの現代作家の展覧会に行くことができなかったので、語るとして購入しました。ラスコー展と観比べて、人類の芸術の起源に思いを巡らすことができました。何を、何のために描くのか、考えさせてくれました。わたしたちの先入観を捨てて、彼らの表現を感じることができました。
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