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高群逸枝語録 (岩波現代文庫)

, 鹿野 政直

によって 鹿野 政直
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内容紹介 昭和初期から戦後にかけて,日本女性史学の最初の歩みを独学で築いた高群逸枝.「世間並み,この言葉,呪われてあれ」と家制度を強烈に批判し,母系制の原理の論証へと導いた彼女の学問と,詩人・アナキスト評論家としての華々しい活躍の一方,主婦としての苦悩も抱えた波瀾に富んだ人生とを語録で跡付けた,1つの女性史入門. 内容(「BOOK」データベースより) 高群逸枝は、昭和初期から戦後にかけて、女性史学の最初の一頁を独学で拓いた。「世間並み、この言葉、呪われてあれ」と家制度を強烈に批判、母系制原理の論証を試みた彼女の学問と、詩人・アナキスト評論家として活躍ののち主婦の苦悩も抱えた波瀾に富む人生―。これらを語録で跡付けた、一つの女性史入門。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 鹿野/政直 1931年大阪府生まれ。早稲田大学文学部卒業。元早稲田大学教授。著書に『婦人・女性・おんな』『近代日本の民間学』『資本主義形成期の秩序意識』など 堀場/清子 1930年広島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。詩誌『いしゅたる』主宰。著書に『わが高群逸枝』(橋本憲三と共著)『青鞜の時代』『禁じられた原爆体験』など。二人の共著に『高群逸枝』『祖母・母・娘の時代』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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こないだNHK で石牟礼イシムレ道子ミチコさんの特集をやっており、そのなかで石牟礼さんのアイドルとしてタカムレ・イツエさんの話が出てきたので購入。日本初の女性史を書いた人。「サザエさん」が国民的説話集である理由は「婿ムコ取り」の話だからであり、母系社会が日本古来からのシステムである(意訳〜曲解)。と説いた歴史家・詩人だそうだ。この本は、タカムレさんの「美味しいとこどり」の本。なお、編者の鹿野カノさんの解説も読みごたえビンビンであり、鹿野さん自身「近代日本思想案内」というオモロク読みやすく素晴らしい本の著者である。この本からタカムレさんの詩をひとつペクッておこう。「人は結婚といふ形式にいつまで執着するのだろう。結婚制度の不合理を痛感するのは女だ」、、、関西芸人が奥さんのことを「ヨメ」と呼びたがる、あるいは(風土により)呼ばされてる現状は、日本の男の本音・欲望の体現やな。

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