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わかりやすい小児の高次脳機能障害対応マニュアル

, 栗原 まな

によって 栗原 まな
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 栗原/まな 神奈川県総合リハビリテーションセンター小児科部長。東京慈恵会医科大学小児科准教授。昭和26年愛媛県に生まれる。昭和52年千葉大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学、国立大蔵病院、都立北療育園、神奈川県立こども医療センター、英国Hummersmith病院などを経て、昭和64年より神奈川県総合リハビリテーションセンター小児科に勤務。専門医資格:日本小児科学会、日本小児神経学会、日本リハビリテーション学会、日本てんかん学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
わかりやすい小児の高次脳機能障害対応マニュアルを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
一般には「高次脳機能障害」自体がなじみの少ない障害である。まして、「小児の・・・」となると情報源は限られる。しかし、児童の障害は大人の小型版ではない。また、支援方法は発達障害児の療育に通ずるところがあるが、同じではない。中途の障害であることからくる家族の受け止めも、発達障害児の家族のそれと似た過程を通るかもしれないがやはり違うだろう。本書をぱらぱらと読んではじめに目についたのは、きょうだいを取り上げているところであった。私自身は発達障害児に関わってきた経験があり、今は大人の高次脳機能障害を専門としている心理士であるが、児童本人の課題もさることながら、その幼いきょうだい達ともきちんと向かい合うことが、ひいては理解者、協力者を得ることになるし、障害を受けた子を家族の一員としてともに生きていくことになると日ごろ思っていた。また、本書には発達障害児のことが触れられているし、学校等での対応にもページが割かれている。それを読むと、著者らが保健センター・通園施設・幼稚園・学校と連携をとり、きちんと取り組んできたということがよく分かる。確かに内容は分かりやすい。そういう本にありがちな表面をなでて終わるという内容ではないところに本書の「あなどれない」内容の深さがある。実践に基づく良書である。

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