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愉しい非電化―エコライフ&スローライフのための
本, 藤村 靖之
によって 藤村 靖之
4.4 5つ星のうち 10 人の読者
ファイルサイズ : 24.45 MB
内容紹介非電化——聞き慣れない言葉でしょうが、字を見てのとおり、「電化されていない」「電気に頼らない」といった意味の造語です。だから、非電化製品といえば、電気を使わない電化製品を指します。とはいえ、電気に頼らないと聞くと、「貧しい昔」に戻るようなイメージを持たれる読者も多いでしょう。また、ラッダイト運動のような過激な電気否定のイメージを持たれる読者もいるかもしれません。しかし、本書で紹介する非電化はけっしてそうではありません。20世紀は「電気文明」の世紀でした。電気を利用することで人々の生活は格段に快適・便利になりました。その恩恵をすべて否定してしまうことなどできませんし、それはそもそも現実的でもありません。だから、電気を否定するような気は毛頭ありません。ただ、少し快適・便利になりすぎたのかもしれません。私たちは必要以上に快適・便利を求めて電気を使っているのではないでしょうか。地球規模でエネルギー資源の枯渇や地球温暖化の危惧が叫ばれるなか、何か違う選択肢が必要なのではないでしょうか。そこで、本書では、電化製品にくらべれば少し不便かもしれないけれど、電気を使わなくてもホドホドに快適・便利に使える非電化製品を紹介します。もちろん、「貧しい昔」に戻るわけではないので、どれも実用的なもので、ワクワクさせられ、愉しい気分にさせられるものばかりです。快適・便利を追い求めるなかで、私たちは量的な豊かさを手に入れてきました。しかし、その豊かの追求は曲がり角に来ています。時間に追われながら量を追い求めるのではなく、少しスロにして生活や心にゆとりをもたせ、質的な豊かさを求める。それが、大量生産・大量消費・大量廃棄の現代社会を、ひいては環境問題を改善するための小さな一歩につながっていくのではないでしょうか。そんな「新しい豊かさ」を求めるためのきっかけとして「非電化」はあります。著者からのコメント「電化」と「非電化」——愉しい方を選んでみては如何ですか?そのための選択肢としての非電化製品をたくさん紹介してみました。貧しい昔に戻るのではなく、新しい豊かさを実現するための、小さな選択肢に選んでいただければ、発明家として大きな仕合わせです。商品の説明をすべて表示する
ファイル名 : 愉しい非電化-エコライフ-スローライフのための.pdf
以下は、愉しい非電化―エコライフ&スローライフのためのに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
著者の藤村氏については何かのきっかけで前から知ってはいたのですが、本はなかなか入手できずにいました。表紙から見て、藤村氏の発明品についていろいろ紹介してある本だろうなと思っていたのですが…いや発明品の紹介についてもかなりのページは割いてありましたが(苦笑)、前半1/3ぐらいが、現在日本で一般的に普及している電化製品がいかに電気を無駄遣いしているかと言うことをこれでもかこれでもかと説明してあります。中程で、おまちかね?の藤村氏の発明品(そればかりではなくハ○キンカイロなど他人の発明品もありますが)が紹介されています。藤村氏の公式HPと重複する箇所もありますが、より記述内容は細かいです。最後にこれらの発明品の実践例が紹介されています。正直なところ、藤村氏の発明には都会では無理だろうという物もありますし、他の方も書いてられますが、藤村氏が挙げている数式をどれくらい信用したらいいのか文系の私にはさっぱり分からない上、比較の物差しが電気限定(タイトルが「非電化生活」なんで仕方ないんでしょうが)でCO2などの物差しは全くないことになってますので、藤村氏の意見すべてにはにわかに賛同できません。また、わざとだと思うのですが「愉快」という単語を独特の意味で多用されているので、そこがかなり目につきます。しかし、発明品の数々は興味深く、「こんな物も電気無しで出来るのか」と面白く読ませて頂きました。
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