リハビリテーションのためのピラティスー運動器障害からの回復と機能の適正化本ダウンロードepub

リハビリテーションのためのピラティスー運動器障害からの回復と機能の適正化

, Samantha Wood

によって Samantha Wood
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ファイルサイズ : 20.48 MB
内容紹介 米国のリハビリ施設でピラティスを取り入れた治療を行っている著者が,科学的根拠を示しつつ,その理論と具体的な適用方法を示す。 ▶︎私の理学療法・健康増進施設では, 16年以上にわたってピラティスを患者の治療に取り入れ,すばらしい結果を残してきた。ピラティスが治療目的で適切に使われた時,非常に効果的なツールになりうるのを直接目にしてきたし,研究もそれを支持している。ピラティスのエクササイズと原則は,慢性疾患患者の機能を改善するだけでなく,けがや手術から回復する助けとなる。ピラティスメソッドは,特に伝統的な理学療法や他のリハビリテーション技術と組み合わせた場合に,痛みや機能不全を管理するのに役立つ。 ▶︎本書の目的は,整形外科リハビリテーションの専門家にピラティスの哲学を知ってもらい,患者を対象とした治療法としてピラティスを用いる方法を教えることである。 ▶︎第I部では,リハビリテーションのためのピラティスを裏づける理論的根拠と,それが古典的なピラティスとどのように違うのかについて説明する。この部分では,指針となる原則について概説し,ピラティスの教えを検証する。そして,ピラティスがリハビリテーションの専門家にとって非常に貴重なツールとなりうる理由と方法を明らかにする。 ▶︎第II部では,ピラティスのエクササイズの具体的な方法を解説する。古典的なピラティスだけで600以上のエクササイズがあるので,一般的な整形外科のリハビリテーションに最も有益だと思われるものだけを選んだ。各エクササイズに関して,適応と禁忌,主に関与する筋,生体力学的および神経筋的な注意事項を述べる。エクササイズの方法を詳細に記述し,バリエーションとプログレッションは必要に応じて記す。 ▶︎第III部はそれらをまとめたものであり,特定の障害や病変に対して使用できるエクササイズを示す。内容は,解剖学的領域ごとに分類した。 ▶︎本書は,理学療法士をはじめとするリハビリテーションの専門家,カイロプラクティックの専門家,アスレティックトレーナー,パーソナルトレーナー,ピラティスインストラクターに,ピラティスについての情報を提供することを意図している。本書を読み終える頃には,すべての患者やクライアントの治療計画にピラティスを効果的に取り入れるための入り口に立っていることだろう。 (「はじめに」より一部抜粋) 著者について Samantha Wood, MPT, MBA, PMA-CPT, RYT 理学療法士,Pilates Method Alliance認定ピラティスインストラクター,Yoga Alliance認定インストラクター, BASI Pilates講師。米国カリフォルニア州Pacific Palisadeに所有するCypress Centerで,ピラティスと理学療法を統合した治療を行っている。専門はピラティスを基本としたリハビリテーション,ヨガセラピー,整形外科理学療法,スポーツ理学療法,ファンクショナルリハビリテーション。1991年にUniversity of Southern California(USC)で運動科学の学士号を取得。学生時代から学生トレーナーとしてあらゆる競技のスポーツ選手にかかわるが,特にバレーボール,アメリカンフットボール,陸上競技を専門とする。卒業後はフィットネスインストラクターとしてGolden Door Spa に勤務。2年後,Western University of Health Sciencesから理学療法学修士号を,USCから経営学修士号を取得。アリゾナ州のHealthSouthでは,理学療法士として,Phoenix Suns, Phoenix Coyotes, Phoenix Mercury, and Arizona Rattlersなどのチームのために働く。2001年, Rael Isacowitzのもとでピラティスの勉強を始め, Isacowitzによる上級コースを数多く受講した後,BASIピラティスでインストラクターを対象とした「Pilates for Injuries and Pathologies(外傷・障害と病変のためのピラティス)」,リハビリテーション専門職を対象とした「Pilates: Integration Into Therapeutic Practice (ピラティスの治療への統合)」の2つのコースを創設。これらのコースで講師を務めるほか,2010年以降,世界中の理学療法関係の会議でワークショップや講義を行っている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) Wood,Samantha MPT,MBA,PMA‐CPT,RYT。理学療法士、Pilates Method Alliance認定ピラティスインストラクター、Yoga Alliance認定インストラクター、BASI Pilates講師。米国カリフォルニア州Pacific Palisadeに所有するCypress Centerで、ピラティスと理学療法を統合した治療を行っている。専門はピラティスを基本としたリハビリテーション、ヨガセラピー、整形外科理学療法、スポーツ理学療法、ファンクショナルリハビリテーション。1991年にUniversity of Southern California(USC)で運動科学の学士号を取得。学生時代から学生トレーナーとしてあらゆる競技のスポーツ選手にかかわるが、特にバレーボール、アメリカンフットボール、陸上競技を専門とする。卒業後はフィットネスインストラクターとしてGolden Door Spaに勤務。2年後、Western University of Health Sciencesから理学療法学修士号を、USCから経営学修士号を取得。アリゾナ州のHealthSouthでは、理学療法士として、Phoenix Suns、Phoenix Coyotes、Phoenix Mercury、and Arizona Rattlersなどのチームのために働く。2001年、Real Isacowitzのもとでピラティスの勉強を始め、Isacowitzによる上級コースを数多く受講した後、BASIピラティスでインストラクターを対象とした「Pilates for Injuries and Pathologies(外傷・障害と病変のためのピラティス)」、リハビリテーション専門職を対象とした「Pilates:Integration Into Therapeutic Practice(ピラティスの治療への統合)」の2つのコースを創設。これらのコースで講師を務めるほか、2010年以降、世界中の理学療法関係の会議でワークショップや講義を行っている 中村/尚人 株式会社P3代表取締役、一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会代表理事、予防運動アドバイザー、理学療法士、ピラティスインストラクター、ヨガインストラクター。ファンクショナルローラーピラティス、エボリューションウォーキング考案者。1999年理学療法士免許取得。学校法人東京慈恵会医科大学附属第三病院、同柏病院、社団法人永生会永生クリニック、老人保健施設マイウェイ四谷勤務を経て、2011年東京都八王子市にstudio「TAKT EIGHT」設立。ピラティス第1世代、ロリータ・サンミゲルワークショップへ参加。2012年株式会社P3設立。2014年一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会設立 小山/貴之 日本大学文理学部体育学科准教授、博士(理学療法学)、理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、日本大学アメリカンフットボール部フェニックストレーナー。1999年東京都立医療技術短期大学理学療法学科卒業、駿河台日本大学病院理学療法室勤務。2006年東京都立保健科学大学大学院保健科学研究科修士課程修了。2009年首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程修了。2010年日本大学文理学部体育学科専任講師。2014年、日本大学文理学部体育学科准教授。2015年Dept.of Kinesiology and Nutrition Sciences、University of Nevada、Las Vegas客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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