復讐の未亡人 ： 2 (アクションコミックス)

１（無印）がとても気に入って続編を熱望しておりましたのでとてもうれしいです。内容は前巻の続きからの話で主人公自身の復讐ではなく主人公の過去の回想（フラッシュバック）を交えながら周囲に巻き込まれる形で物語は進みます。なので前巻のように「復讐」というよりまだこの巻ではプロローグぐらいなので前巻のトントン復讐劇からしてみるとゆるやかな進み具合になっています。それもそのはず前巻と比較して話数が少なく１が200ページくらいなのに対してこちらは110ページくらいなので進行は遅く、価格は１の方が高いですが話数からすると値上がりした印象です。前巻に続き主人公の心の中は読めずミステリアスな魅力は健在です。これから主人公の過去とこれからの展開がどのようにリンクしてくるのかがとても気になります。ただ主人公は妊婦なので本人はあまり無茶なこと（前面）に出てこない気がしていますのでそこらへんが刺激が足りなくなるかもと思いました。逆に何か一大事が起こりそうな気もしますが…もし主人公自らがまた復讐の舞台に上がるとなると悲しい展開ではありますがそれもまた気になるものでもあります。この巻ではまだまだ話が見えてこないので内容的には☆３つだったのですが待望の続編とこれからの展開に期待して☆５になりました。ただところどころ前巻の過去の回想シーンとリンクしているところがあり興味を掻き立てるところもあるので何度か読むと色々想像できて面白いと思います。